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ワイン色のスーツ

オーノー… これで3回目…
赤ワインをドバッとズボンの上に、、、。
寝不足で眠くて眠くて仕方ないお客様。
少しワインを飲んではウトウトして、ドバッ…
もう毛布は真っ赤で、それでも少ししたらワインを頼み、またドバッ、、、
ご搭乗になるなり、
「ここ3ヶ月ほとんど寝てないから、
どうしてもこの便で眠りたいからヨロシク!」
と言って乗られたお客様。



途切れ途切れでよく眠れてるけど、
ワ、ワイン… 、、、 スーツ大丈夫なのかな、、、と迷いながらも…
眠ることがこのお客様にとっては最優先事項!
とりあえず眠れるだけ眠れる環境を作ろうと、
色々工夫してみることにしました。
お食事のサービスもデザートサービスの前には眠られていたので、
いつ起きても一人デザートブッフェを楽しめるように用意してみたり、
最後のお食事サービスもギリギリまで寝られるように、
思い切って起こさないことにしてみたり…。
その代わり、田舎のおばあちゃんみたいに袋におにぎりをいっぱい詰めて、
到着前ギリギリに起こしに行って、そっと袋を渡してきました。
すると滑走路からゲートに移動する間に全部食べちゃったよ!と、
嬉しそうに座席から空の袋を見せてくださいました。



でもねでもね、それだけでは終わりませーん。
袋の底にはホテルで飲めるように、
カモミールティーとハチミツを忍ばせていたのです。
降りる際におやすみセットがまだ底にあるんですと伝えると、
「こりゃ参った。おじさんがこんな小洒落たもん…。」
とワハワハ笑いながら去って行かれました。

マニュアルなら、すぐにシミ抜きするべきかもしれません。
洋服を拭くお手伝いをするべきかもしれません。
ミシュラン三ツ星レストランのお食事、
トントン…くらいはお声がけするべきかもしれません。
でもね、なーんにもしなかったんです。

「ただただ、たくさん眠りたい。」

ワインを拭くことよりも、ずっと大切なことは、
お客様の気持ちに心を寄せて、その心を表現することなんだと思います。
マニュアル通りでなくても個々の判断を尊重し、
もしそれが間違っていても会社が全面的に責任を取るから、
あなたのやりたいようにしなさいという今の会社のポリシー。
そういってもらうことで、もっとお客様のことを考え、悩み、成長する。
この辺りは文化の違いでもあり、面白いところです。

ワイン色のスーツになったビジネスマン。
ミラノ行ってくるよー!と生き生きとした背中には大きな羽が生えたようで、
明るい空気感に思わずこちらが微笑んでしまったフライトでした。


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