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被災地の子供とアロマケア.2

ボランティア活動中のこと、やはり乱文ながら携帯で日々アップしておいて良かったのかも。
というのも、今一回目を終えてみると、書くことがありすぎて。。。

「もっと早く受ければよかった~」と言いながら、色んなお話をしてくれる子供たち。
2歳~4歳くらいの子たちは、みんな、将来の夢を話してくれたり、
自分の持ってたおもちゃのこと、そしてキラキラになるマッサージのオイルに興味深々だったり。

小学生くらいになると、マッサージをしているうちに、みんな津波の事を話し始めます。
「走って足が痛かった」「地震の後、近所のサイレンが全部鳴ってた」
「お小遣いためて買ったプーマの靴が流されちゃって、4000円もしたのに!」
先生が「国語の教科書開いて」と言う「国語の教科書ひ・・・」って言ったら
地震が来たこと、机の下に体が大きくて入れなくて怖かったこと・・・。
「だれがこねーべか?」とみんなで叫んだこと。
まるで堰を切ったように話し始めます。

childcare_20110513150728.jpg
(現地の小学生が私のカメラで撮影してくれました。)

今回、クライアントとセラピストという関係を越えて、
どうしても気になる小学生の少年がいました。

その少年はずっと私と現地でコーディネートをしていただいた菅原さんに
you tubeユーチューブ(動画を自由に見れるサイトです)で、
自分の町の津波の映像を見せながらお話をしてくれるんです。

「ここが僕の住んでいた家で、ここが小学校。
この辺りから波がうねり始めるんだよ、これが第一波で、第二波がこれ。
この映像は自衛隊が撮影したもので・・・。」

その少年の家は、建物の上に船が乗っていた映像を覚えている方も多いかと思いますが、
そのすぐそばの家。

映像は子供に見せない方がいい、とよく言いますが、小学校6年生。
見ようと思えば自由に見れてしまいますし、
何か意味があって見ているんじゃないかと思い始めました。

boy.jpg

少年にとってそこは故郷
恋しくてたまらないんじゃないかとも思いました。
そして、この少年はこうして私たちに話すことで、何かを乗り越えようとしてるのかな、とも。

ぼそりと兄弟が亡くなったと小さな声で話す。
ただただ映像の解説をし続ける少年。

避難所の近くの学校に行っても、方言も違って言葉もよくわからんから楽しくない。
沿岸部では「へっぷら」なのに、避難所の近くの地域では「へっぷり」って言うし、と。
(へっぷらはカメムシのことだそう。)

ふるさとに早く戻りたい、戻りたいと言っていました。
音楽の授業で自分一人だけリコーダーがないから・・・と言っていたのを覚えていて、
今回私の友人に調達をお願いしました。 

津波による火事の映像、爆発の映像、町が一瞬にして消えていく様子。
でもそこは少年の生まれ育った故郷

この日の晩だけ、私は夢を見ました。
火事に遭い、夫の名前を呼びながら逃げて!!という自分の声と
明け方の余震で目が覚めました。
揺れる電気を見ながら、少年と一緒に見た映像を思い出しました。

映像が心に与える影響を考えると、
少年が毎日毎日何時間もこの映像を見ることが、
心にとってよくないとは頭ではそう考えるものの、
これも一つの心の整理の仕方なのかもしれないとも思ってしまう。

rikuzentakada.jpg
(現地のボランティア団体「欧州♡絆の会」の方々と一緒に小学生とそのご父兄の食事のお手伝い。)

私がマッサージしている数時間、ずっと部屋の隅で映像を見続けた少年。
でもなんと、最後、マッサージを受けにきてくれた^^
小学校6年生。 照れくさそうに私の周りをうろうろするものだから、
「感想教えてほしいから、お願いできない?」と言うと、
「しっかたないなぁ~」と言いながら受けてくれた。

受けながら、「これ、すっげ~」「なんかこれすっげ~な~」
と言い続けた少年。

最後にどうしても使ったオーガニックのシアバターが欲しい。と。
これ毎日使いたい。ちょーだい。と。

ジャスミン・アロマティーク・オーガニクスさん、
一つだけ特別にこの少年に託しました。
避難所にいるみんなに分けてあげてね、と言うと、
分かった!と嬉しそうにシアバターのケースをまじまじと珍しそうに眺める少年。
その日初めてその少年の笑顔を見ました。

イギリスではアロマセラピーはタッチセラピーとも言われています。
触れることで心を癒すことから、そう呼ばれ始めました。

今回、沿岸部にある小学校からも依頼を頂きました。
夏以降になるかもしれませんが、実現に向けて進めていきます。
小さな小さなまだ表現も上手にできない心に、
アロマセラピーができることがあるのかもしれません。
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| 震災ボランティア | 16:49 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

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| | 2011/05/13 19:41 | |

No title

涙が出ました。
とても素晴らしい活動をしていますね。
子供達の心に光がさすように。
皆さんの生活に少しでも希望がわいてくるように。

| はる | 2011/05/14 02:05 | URL | ≫ EDIT

No title

はじめまして。
何気なくみつけたこちらのブログ。読み始めたら目が釘付けになり、気が付いたら涙があふれていました。子どもの心って大人が思っている以上に繊細で、でも、それに気がつかず、苦しみを重ねているんですね。その心を開いてしまうアロマセラピーもTakikoさんも素晴らしいです。心にじ~んときました。
被災した子どもたちのために何かをしたい、と思いながらも何もできない自分がいて、今回、Takikoさんのブログを読み、勇気をいただきました。同じイギリスの空の下、同じ日本人としてTakikoさんのこと誇りに思います。
自分がやろうかどうしようか思い留まっていたこと。一歩前に出られそうな気持になりました。
ありがとうございます。

| haykichi | 2011/05/14 03:39 | URL | ≫ EDIT

Re: はじめまして

> 5/13にメッセージを下さった方へ
気持ちのたくさんこもったメッセージありがとうございます。
本当にアロマのチカラを感じますよね☆
無償だからこそ、このような状況だからこそ、
オーガニックで鮮度のいいアロマオイルでと思っているので、
一瞬でも香りで心癒される瞬間をたくさん作っていければいいなと思います^^
こうして頂くメッセージが活動の大きな原動力です。
皆さんの気持ちをメッセンジャーしてきますね!!!

| Takiko | 2011/05/14 13:55 | URL |

Re: No title

> はるさんへ
心に光・・・本当にそうですね。
元気に見える子供たちの胸の内を垣間見て、
なんだかとても考えるものがありました。
第二回は16日から行ってきますね~^^
また見守って頂ければ嬉しいです。

| Takiko | 2011/05/14 13:58 | URL |

Re: No title

> haykichiさんへ
メッセージありがとうございます。
とてもとても恐縮です。
なんだか涙させてしまってゴメンナサイ。
私自身も阪神大震災に遭い、
時間と共に支援が少なくなる状況を目の当たりにしているので、
少しでも現地の事をお伝えできればと思って記事にしました。
活動を通じて、何か感じ取るものを持って頂けたなんて光栄です☆
また温かく見守って頂ければ嬉しいです^^よろしくお願いします。

| Takiko | 2011/05/14 14:05 | URL |















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